お知らせ
謹啓
何時も手前どもNPO活動を応援いただき、ありがとうございます。
さて、手前ども雅文化会 香道講師 青海光ですが、
三年前に体調を崩し、活動を控えておりましたが、
夏頃より回復しまして、復帰という事に相成りました。
皆様にはご心配ご迷惑お掛けしまして、大変申し訳ございませんでした。
本人も、これからまた雅文化会と香道の紹介をして、
ご心配頂いた皆様に報いたいと申しております。
どうぞ皆様には、弊会共々 青海光 をお引き立ていただきます様、
心からお願いします。
末筆にはなりますが、青海光不在の間でも、
『子ども雅の会』をご支援いただき、
続けるお力を支えてくださった後援の皆様に、厚く御礼申し上げます。
この後も、弊会は日本の雅を子どもや世界に伝える使命を、
青海光 その他 手前どもの講師共々進めてまいります。
変わらぬご支援お願いします。
ありがとうございます。
敬具
NPO法人 香道と日本の雅文化会 理事長
二條 隆時
現在開催中の会
------------------------------------------------------------------------ みやび教室
『お香を楽しみ、お抹茶を頂きながら、百人一首をかなで書く』
日本の伝統的な季節のお話を聞きながら、
お香(香道)や茶道を通して、日本人としての基本的な所作やお行儀を学び、
百人一首を鑑賞しそれを仮名で書くお稽古をします。
お稽古内容
季節のお話 20分
百人一首仮名書道 40分
香道とお抹茶の稽古 40分
開催日:毎月1回 第1土曜日15時〜17時
場所: 田園都市線 桜新町区民集会所 及び 田園都市線沿線世田谷区区民施設
※開催日、開催会場につきましては随時HPをご確認、又は事務局にお問い合わせください。
月謝 2,500円( お香代 茶菓子代 を含みます)
なお、初回は無料で体験受講頂けます。
持ち物 初回にお話します。基本は不要です。
主催 NPO法人 香道と日本の雅文化会
講師 東 俊樹 (香道 桜月流 )
<講師紹介>
東 俊樹
香道家 家庭懐石料理研究家 書家
香道家元に15年間内弟子として勤め、
現在 香道 桜月流の家元教授として
国内外で香道を教授する。
又、茶懐石を基本とした家庭料理を研究、
各地で年中行事に合わせた家庭懐石を紹介する教室を開く。
仮名の書家として、特に百人一首を書き続け、
各地の青少年に仮名で百人一首を書く指導をする。
「みやび教室」は毎月1回第1土曜日に開催いたします。開催場所は事務局までお問い合わせください。
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尚、引き続き、あざみ野、銀座、世田谷の『お香を楽しむ会』
並びに『仮名を書く会』等は、お休みとさせて頂きます。
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活動報告ブログを開始しました。ぜひご覧ください。
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2011.07 ヨガジャーナル 日本版vol.18に「お香と雅を楽しむ会〜あざみ野の会〜」の記事が掲載されました。
2010.09 地域新聞「らいふ」(東京都中央区・台東区・江東区)に「お香と雅を楽しむ会〜銀座の会〜」の記事が掲載されました。
2010.03 アサヒビール株式会社にて青海光が 「五感を刺激する、香りの宇宙をさまよう。」の取材をうけました。
2010.01 Webダカーポにて青海光が「光隠居とミヤビちゃんのちょっと聞けない日本の常識」の連載を開始しました。
被災地応援報告
5月28日深夜
家に協力者の到着を待ってその間も家人と準備。
御夫妻で来てくださった協力者を乗せ、途中もう一名協力者をビックアップして5名のクルーで震災地『陸前高田市』に向かう。
『震災や津波で被災された方々に、美味しい和菓子とお茶をご奉仕しよう』
各所から自己満足だ、無意味だとの意見もありながら、それでも突き動かされ行く...。
夜を徹して東北道を北上し、午前6時30分には一関を通過。7時10分には陸前高田市の市境を通過出来た。途中の道はかなりの突貫修繕跡も見られるが、通常に何の影響もないレベルで、市境を通過してもさほど震災地と云う実感が湧かない。それほどに、復興が為されたかと多寡をくくっていた...。
しかし、市境を越え山間地を下りと或る橋を渡ったとたん、そこには折れ曲がった線路、在らぬ方向に倒れている橋桁、在る筈の無いタンクの残骸が目に飛び込み、生唾を飲み込んだ...。
橋を挟んで上流は何の変哲もない田舎の景色。下流は阿鼻叫喚の跡地。そのチグハグな感じに目眩を起こしそうになった。
時間も早かったので、先ずは横田町の道の駅で休憩を取り、その後8時30分頃市街地に出た...。いや、市街地だった所。其まで騒々しい車内が言葉を失った。進めば進む程、その光景は酷さを増して行く。クルー全員が口を半開きにし、車内を360°回転して現実感の無いその世界を見た。
友人が言っていた『千年に一度の光景』が其処には存在した。嘗て其処は街、いや市だった場所が数棟の全壊構造物を除き海際から山際まで瓦礫で覆われ、海鳥だけが動くもの。日曜日の早朝だったからか、人の居ない殺伐とした光景は、クルー全員の眉間に皺を寄せさせた...。雨が降っていたにも関わらず、その場を取り巻く空気感は何だろう、言葉を失う...。
指定された避難所に向かう道は、カーナビゲーションとは全く違い、信号や目印が全く無い世界。此処は本当に日本なのだろうか...。
山間にある避難所には午前9時頃に到着する。
施設長で陸前高田市議の千田先生、支配人の蒲生さんに挨拶の後、今回の趣旨を説明し、避難されている皆さんの昼食時にお茶お菓子のご奉仕させていただく段取りとした。
準備も整い午前11時30分から三々五々集まる皆さんにお菓子をお配りし、お茶をご奉仕した。
中には小さなお子さんも多く心配したが、皆さんお代わりをご所望下さった。子供達は美味しい美味しいとお菓子を3つも頬張った子もいた。途中、今回の震災で虚しくされた御命に対し、誅心からお香を一つ点てさせて頂いた。
避難所の皆さんに見送られながら、今度は陸前高田市ボランティアセンターに向かい、そちらで献身的にご奉仕されているボランティアの皆さんにも、お菓子とお茶を配った。はじめてのお茶に戸惑われている方もいらっしゃったが、概ね喜んでいただけたと思う。
午後3時半、陸前高田市を帰路に。
感謝されるつもりは毛頭なく、寧ろご迷惑だと云う事を知りながら、ただ一時の憩いを楽しんでいただくための奉仕だったが、我々クルー全員が却って元気を貰って来た。
一人一人に『生きていてくれて、本当にありがとう』と云う気持ちで一碗一碗に心を込めた。
東北のみなさん。どうぞ生きて活きて下さい。心から応援します。
末筆ながら、今回のご奉仕にお力を貸して下さった『モビリア』の千田先生、蒲生支配人、ボランティアセンターの西村さん。武安さん。美味しいお菓子を提供下さった柏の福嶋やさん。NPO法人香道と日本の雅文化会の皆さん。クルー。そして陸前高田市の皆さん。ありがとうございました。
最後にお茶をご奉仕した方から、「やっと人間らしい心を頂いた。ありがとう」と云う意の言葉を頂戴した事を付け加えておく。復興を心からお祈りします。爽やかに。
(記:青海光)
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Webダカーポにて青海光が
「光隠居とミヤビちゃんのちょっと聞けない日本の常識」
の連載を開始しました。(2010.01.08) |
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